インドア女子のスペイン生活

都内国立大学を卒業後、就職。2022年7月からスペインに赴任。趣味(読書や漫画)、勉強法、メンタルなどの雑記ブログ。

大学最後の1年にやりたいこと~なりたい自分になるために~

皆さんは「やりたいことは何ですか?」と聞かれたとき、すぐに答えることができますか?

わたしは子どもの頃から、この手の質問が苦手でした。

 

まだ社会に出たこともないのに、「やりたいことが見つからない」のは普通です

私事ですが、先日21歳の誕生日を迎えました。20歳の1年は「自分のやりたいこと」という概念と徹底的に向き合わされた時間でした。インターン、サークル活動、就活、人との出会い…様々なかかわりの中で「貴方は将来何がやりたいの?」という趣旨の質問を聞かれることが非常に多かったです。大学最後の1年になれば、その機会はますます増えるでしょう。その中でやりたいことを見つけるor やるために今できることを考えてみました。

 

[:目次]

1.やりたいことを見つける方法

2.大学最後の一年にやりたいこと

   1.遊ぶ

   2.心の筋トレ

   3.身体を丈夫にする

 

 

1.やりたいことを見つける方法

やりたいことを見つけるために、いろんなことに挑戦しまくるのも1つの手ですが、これはかなりコストがかかります。

筆者が提案するのは「やりたいこと」を考えるより、「なりたい自分を考える」こと。

 

仕事にやりがいを見出す、というのは素晴らしいことです。けれど、働いているすべての人々が仕事を自分の「やりたいこと」と捉えているわけではないでしょう。仕事や「やりたいこと」は生活の一部です。それに、どんなに好きな仕事や憧れていた仕事であっても、その中に地道で少し退屈な作業というのは含まれます。

 

わたしにもやりたい仕事はあります。それは内容に惹かれている部分もあるけれど、その職業に就くことが「理想の自分」に近づくために必要なことだと思う、というのが一番大きな理由です。だから、わたしにとって「やりたいこと」というのは「なりたい自分」の一部ということです。

 

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「具体的なやりたいこと」は分からなくても、「抽象的ななりたい自分」のイメージなら分かるかも!という方も多いのではないでしょうか?

抽象的な自分の理想像が分かったら、それをいくつかの要素に分解してみましょう。マインドマップやオープンウィンドウ64などを利用するのも良いですね。オープンウィンドウ64とは、野球の大谷選手が高校時代に使っていた目標達成ツールです↓

 

hemahema-diary.com

 

例えば、わたしの理想像はざっくり言うと「心身ともに美しく、賢い女性」です。これを分解してみると、

言葉遣いの綺麗さ、仕事でも生活でも自立していること、応答力の高さ、自分に似合ったファッション etc に分けることができます。

このように、なりたい自分から逆算してみると、具体的なプロセスややりたいことも見えてきます

 

じゃあ、「なりたい自分」になるために、今やっておきたいことは何でしょう?

社会に出て「なりたい自分」になるために、大学生最後の1年に筆者がやりたいことは以下の3つです!

 

2.大学最後の1年にやりたいこと

 

1.遊ぶ

ある程度成功した人の中には意味のないことや、無駄なこと、利益にならないことはしない、というスタンスの人も多いような気がします。筆者も高校時代は勉強と趣味の他にはなるべく時間を割きたくないと思っていましたし、周りの友人たちにもそういう子は多かったと思います。

 

ただ、高校生のときは大学生になったら遊べると思っていたんです。しかし、現実はそうでもありません。大学では時間の使い方が自由になる分、その使い方次第で学生の間に大きな差が出てきます。だから、真面目な人ほどインターンやサークル活動などに時間を割く傾向にあり、大学生=遊べるとは限りません

筆者は3年間過ごしてようやくその事実に気が付きました。振り返ってみれば、「受験が終わったら」「試験が終わったら」「就活が終わったら」と遊ぶことをどんどん先延ばしにしている自分がいました。

 

だけど、多くの人にとって仕事やお金を気にせずに遊べる時期なんてないです。タラレバ言っているうちに遊び方を知らない自分がすごく心もとなく思えました。

 

だから、今も絶賛就活中だけど遊べるときは遊ぶ、これが大学最後の1年に1番やりたいことであり、身に付けたい考え方です。自分で意識的に作らなければ人生にオフは存在しないということ、これからは心に留めておきたいです。

今年は「青春やり直し企画」たくさんやりますよ!笑

 

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2.心の筋トレ

次にやりたいのは心の筋トレ。端的に言うと、どんな状況にも動じずに強くなりたいということですが、硬い心とは違います。

小さなことにも感動できる柔らかな感性を保ちつつ、ちょっとやそっとのことではめげないしなやかな心を作っていきたいです。

 

方法としては、感性を保つためには映画や本など優れた表現に触れることが大切です。そして、それに触れて感じたことをSNSやブログなどで言葉にして表現することで感じたことが自分の身になると思います。

もう一つの打たれ強くなるについては、結局いろんなことを経験するしかないのかなと感じます。過去の経験を振り返って、嫌だったこと、辛かったことと敢えて向き合い、そこから何を学べたのかを考えるのも有効かもしれません。

そのためには自分の物語を書いてみることがおススメです!

 

www.happygirl-life.com

 

3.身体を丈夫にする

大学最後の1年にやりたいこと、最後は「身体を丈夫にする」です。

心と身体が繋がっていることは今では常識ですが、筆者の経験から考えると、メンタルの不調の多くは身体の不調から来るような気がします。

 

いつも忙しいのに疲れにくい人って、ポジティブな人が多くありませんか?

身体が強ければ、体力があれば、「自分はこれくらいの困難に負けない!」と思えるようになる可能性はぐっと上がります

 

大学最後の1年を終えて、社会に出ることには不安はあって当然です。だから、この先の40年、50年続く生活の中でかがやいていられるように、大学最後の1年にやりたいことを考えてみました。

 

1. 遊ぶ

2. 心の筋トレ

3. 身体を丈夫にする

を大学最後の1年でやろうと思います。

 

きっと、これらのことは大学を出ても、必要なことだと思うのです。大学最後の1年を迎える皆さんだけでなく、将来が不安だったり、何となく不調な方々の参考になったらとても嬉しいです。